香港で見つけた新しい？味？

毎日暑いですね〜。
香港の街歩きも、真冬以外は暑さとの戦いです！

こんなお店でジュースでも買う？

これはジュースじゃなくて金魚ですよ。

でもやっぱりこれでしょ。レモンどっさり、シロップもどっさりのアイスティ。日本にいると砂糖入りの飲み物なんて飲まないのに香港ではコレ！

で、ちょっと間違ったのはコレ。レモンスカッシュみたいなものかな？と思って注文したら、なんと「塩漬けレモンのソーダ割り」そういえば町の古びた店でレモンの塩漬けって見た気がする…。レモンはちょっとカビ臭くて、かなり塩に漬かってます。そこに甘みのないソーダをいれるだけ。暑い香港で甘いものを飲みたくない時にはいいかも？？いいかな〜？

香港でおいしいもの！マカオ茶餐廳

茶餐廳とは、香港の庶民の食堂みたいなところ。今回はちょっと趣向を変えてマカオ風の茶餐廳に行ってみました。

その名も「マカオ・カフェ」で、お砂糖もオリジナルでマカオの象徴・にわとりのマークがかわいいです。

店内はこんな感じでいたって普通。

アイスティーは、これでもかってくらいのレモン入り。奥に見えるのはジャガイモのカレー炒め。

挽き肉とフライドポテトの甘辛炒めの上に目玉焼きとハム？が乗ってます。これをご飯の上にかけて混ぜて食べます。すっごくおいしかった。これってポルトガル料理？

メニューにはポルトガル風エッグタルトや、気の毒だけど今にも立ち上がりそうなハトのロースト…。

別の日の朝、たまたま入った茶餐廳もなんと同じ系列だったみたいです。こちらはこういう名前。

注文したのは「Aセット」。

これです。ハム入りのマカロニスープと目玉焼きとトースト、それにコーヒーかミルクティで22HK＄。マカロニスープでおなかいっぱいになるって！

だって、これですよ、コレ！

ここのメニューはこんなすごいのもありました。「骨の海南のニワトリのご飯がない」って？？…。ほんとは海南風・骨なし鶏をご飯に乗せたものだと思うんだけど…。ご飯がないって？？この手のいい間違いがたまらないので茶餐廳はやめられません！

香港でスイーツ♥

最近はめっきり店舗数が減った「許留山」ですが、店内は相変わらずの満席状態。
なんとか座って注文したのはこれ。

た〜くさんのマンゴーとキラキラゼリーってとこでしょうか。
キラキラゼリーの部分が、くずきりみたいで、お箸でツルっといきたい感じ。
フレッシュマンゴーとシャーベットもぎっしりで、こんなのが28ドル（約450円）で食べられるなんて香港ならではのしあわせ！

友だちは迷わず亀ゼリーを注文。シロップをかけて一口いただきました。
漢方味のコヒーゼリーに薄荷を混ぜたような…、形容し難い味ですが決してまずくはありません。

周中さんのプライベートキッチンに行った帰り、ちょっと優雅な気分になっていたのでペニンシュラでお茶しました。
カフェ・ラテもここで飲むとおしゃれな気分？！
「源氏パイ」（懐かしい〜！）みたいなのがついてるって香港在住の友だちが言ってたんだけど、ついてたのはクッキーでした。夜遅くに、ここでバカ話するのがたまりませーん。

これは地下にあるペニンシュラ・ブティックで買えるマンゴープリン。
ブティックでは定番のチョコレートやお菓子の横にケーキやパンも売っていて、すごくおいしいので、おすすめです。ちゃんとスプーンもつけてくれるので、おみやげを買うついでに買って帰ってホテルで食べます。

香港の私房菜・プライベートキッチン

今回の香港旅行のメインイベントになったプライベートキッチンでのお食事。前から興味はあったものの、なかなか行く機会がなかったので初挑戦です。プライベートキッチン・「私房菜」はシェフが自宅のダイニングをレストランにして料理を作ってくれるというもの。いつもお世話になっている香港在住のお友達が「周先生のプライベートキッチンに行こうよ！」と誘ってくれました。周先生って誰？と思いつつ、気軽な格好でいいよってことで予約してもらいました。

まずは尖沙咀のジャッキー・チェンのフィットネスクラブ前で待ち合わせ。（別に意味はございません）地下鉄で上環へ。昼間は乾物屋さんで賑わう街も夜はほとんどシャッターが閉まっていて暗いです。その中の1件のビル、「え〜？この階段上がるの？」って感じの古びたビルの階段を上がりエレベーターに乗って5階へ。出迎えてくれた周先生はなんと、テレビで見たことのあるあの人でした！

なぜか、ミネラルウォーターのラベルにもなっちゃってる周中さんです。シェフの格好だとちょっと怖そうなんだけど、実際は笑顔の優しい香港のおじちゃんって感じの人。「今日はほんとは休みだったんだよ〜」って言いながらTシャツ姿で出迎えてくれました。

ちなみに周さんは、元HYATT REGENCY HONGKONG「凱悦軒」で総料理長だった有名な人。日本でも白金にお店を持ち、今では香港と東京を行き来する生活だとか。白金のお店なんか到底行けそうにないよ〜って思うと、なんだかちょっと緊張してきます。
お茶を入れてくれるのは周さんの奥様で、優しい笑顔のとっても気さくな方。これがあの有名なシェフと奥様なの？って意外な感じ。

さてさて、まず最初に出てきたのは、周さんの「ヌーベル・シノワーズ」の象徴とも言える「パパイヤの蒸しスープ」。
くり抜いたパパイヤの中にフカヒレスープが入っていて、ほんのり甘くて上品なお味！まわりのパパイヤもスプーンですくっていっしょに食べます。

次は洋梨にふわふわのエビのすり身と鶏の挽き肉を詰めたもの。翡翠色のソースはほうれん草で作ったものだそうです。

色鮮やかなでっかいトマトの中には、淡い味のトマトソースで和えたアワビがいっぱい。こんなにおいしいトマトは久しぶりとか言いながら、ふちのトマトもかじって笑われました。

周さんは、くり抜くのが好きなんだねって言いながら私たちは黙々とトマトを掘って食べます。その間も奥様はにこにことお茶を注いで下さり実にタイミング良く次のお料理が出てきます。
次はあまり日本ではお目にかかれないドラゴンフルーツの中にプリプリのエビがたくさん詰まったもの。ドラゴンフルーツは見た目ほどハデな味ではなく、エビの甘さとマッチして今まで味わったことのないおいしさです。

こちらは貝とズッキーニ、黄色いピーマンの炒め物。なんとも言えない香りがするなと思ったら、周さんが中国から取り寄せた木の芽で炒めたからなんですって。そういえば中華料理なのに油を使ったものが少ないですねって言うと、「油を買うお金がないんだよ！」と周さん。何をおっしゃる総料理長さんって感じです…。

そろそろお腹もふくれてきたなーと思った頃、出てきたのは烏龍茶のお茶漬け。軽く揚げたごはんに青菜と松の実を散らし、上から烏龍茶をかけていただきます。すごくあっさりしてて、これならまだまだいけそう！

蓮の葉の蒸しご飯は貝柱が入っていて、お腹いっぱいでもやめられないおいしさ。食べ終わった後の蓮の葉の中にデジカメがきっちり収まりそうなくらいの大きさだったので、こちらもペロリと平らげました！「さっきお腹いっぱいって言ったじゃん！」ってするどいツッコミが友だちから入ります。

デザートは大好きなマンゴープリン？ではなく、マンゴーとバナナをミックスしたのトロトロのムースにツバメの巣が乗っています。お肌に良さそうなものばっかりで幸せ。このまま帰りたくない、この横っちょで寝てってもいいですか〜？明日の朝ご飯もお願いします〜！なんてリラックスしすぎな私たち3人。お料理だけじゃなくて周ご夫妻の暖かい笑顔に癒された気分で、友達の家にいるみたい。

周さん手書きの「お品書き」。A4のコピー用紙に無造作に書かれたところがなんとも。白金のお店は行けそうにないけど、香港の方ならリラックスできるし、また行きたいな。ちなみにお店（？）の名前は「周菜」ですが、看板も何も出ていません。料金はコースのみで、私たちがいただいたのがHK$800。日本で食べるよりかなりお得だと思います。それにシェフ独り占めって感じだしね。

香港ペニンシュラ アイスクリーム

アイス大好きな私んちにお中元が届きました。なんとペニンシュラ・アイス！ペニンシュラチョコは知ってたけど、アイスもあったんだ！もちろん製造は日本だけど、そこかしこにペニンシュラの香りが…。
見覚えのあるこの顔はホテルの1階にあるレリーフ。

これはラズベリーミルク。かなりすごい色でちょっと甘めだけど美味しい！他にもキャラメルチョコレート、ジャスミンティ、マンゴーとあって、ジャスミンティはチェックインの時に出てくるウェルカムティと同じ香りがして、またまた香港に行きたくなっちゃう！

アイスクリームにうっとりしている頃、うちの猫は…
氷に猫パンチ！「にゃ、にゃんだ？なんかつめたいぞ！」

「でも、眠い〜！」

「それにしても暑いし、アイスクリームはもらえないし、氷でもペロペロ」

「こう暑くちゃ、お手上げにゃ〜！」

香港といえば飲茶

というわけで、香港には飲茶屋さんがいっぱいあります。何度も香港に通っていろんなところに行きましたが、無難なところといえば、香港文化中心にある「映月楼」。ビクトリア湾が見渡せる明るい店内はとっても清潔でいわゆる日本人向き？残念なことに昔ほどワゴンがまわって来なくなっちゃったけど、「高級ホテルじゃちょっと…でも日本語や英語が通じないのは困る」という人におすすめです。

最近、ギョーザが小さくなった気もする「フカヒレ餃子入りスープ」は赤いお酢をちょっと入れるとおいしい！こんなにフカヒレが入ってるなんてシアワセ。

この細長〜いのは腸粉。決して内蔵ではなく、お米の粉でできたぷるぷるの雲呑の皮のようなもので、えびや焼豚や貝柱などから中身を選べます。上にはお醤油がかかっていてとっても食べやすい！普通は切って出てくるんだけど、ここのは長いまま。お皿も別注なのかな？

今回はスイーツ好きの友だちと一緒だったので、エッグタルト（蛋撻）とハリネズミの形をした蓮の実の餡の入ったお菓子。お皿もかわいい！

いかにも香港！って感じのメニューの色！揚げパンっていうよりパイみたいな感じのハリネズミ君たち。食べてごめんね。

レジの前にはなぜが冷蔵庫？に桃饅頭がいっぱい。何か意味があるのかな？
他にも海老餃子、叉焼包とかいっぱい食べたんだけど、暖かいものは急いで食べなくちゃねってことで写真撮り忘れました〜！（毎回です…）

香港で食べる うまい・安いなら茶餐廳！

街を歩いていてどこでも見かけるのが「茶餐廳」（ちゃーちゃんてん）とよばれる食堂のようなところ。「酒樓」（レストラン）とはちがって朝のお粥やトーストから晩ごはんまで、何でもあってとにかく安いのがうれしい。今回は地元の友だちに連れてってもらったお店をご紹介。

まずはメニューで大笑い！しょうゆの「し」が「レ」になってるし、「やこぶた」？って思ったら焼き子豚だし、スチームチキンは「シテムチッキン」！システムキッチンじゃないんだから〜！
で、私はお決まりの「出前一丁」を注文。
これをどう調理して何をトッピングするかが問題。（ってそんな大したことではないけど）

普通の出前一丁に焼豚のせ。すんごく美味しい焼豚は別のお皿に盛られてくる。

こちらは友だちが注文した焼豚出前一丁撈麵。スープと茹でた麵が別々に出てくる。茶色いのはオイスターソース。これっていっしょに食べたら同じだと思うんだけど。

出前一丁のメニューはこんな感じ。出前一丁に40香港ドル（約600円）は高いと思うかもしれないけど、この焼豚付きなら全然OKでしょ？

もう一人の友だちが注文したのは「泡飯」というおじやみたいなご飯。塩味のスープに高菜漬らしきものとひき肉、アワビ、生海苔がはいっていてちょっと「だし茶漬け」風。

煮込み豆腐も味がしみて、くた〜っとなってて美味！シイタケなんかもう、奪い合い？

サイドメニューはこれまたお決まりの「油菜」。少し油を入れたお湯でさっと茹でた野菜にオイスターソースをかけただけのシンプルなもの。これは苦みのない菜の花みたいな野菜。他にもレタスとかブロッコリーもある。
食後は「奶茶」（港式ミルクティ）でしめくくり。濃い紅茶とエバミルク（無糖練乳）を半分ずつくらい入れた香港式のミルクティ。当然、ロイヤルミルクティなんて気取ったものではありません。

このお店は入り口が二つあって、レジの方にはこんなにおしゃれにお惣菜が盛りつけられてて帰りにびっくり。奥にはなんとオープンキッチン！潮州料理の店ってことだったけど、どんな特徴があるのか私にはわかりません！ちなみに、この写真だけ見るとオシャレそうな店だけど、各テーブルの下にトイレットペーパー（ナフキンがわり？）がぶらさげてあるような店です。場所は尖沙咀、亞士厘道です。お店の名前…見てなかった！

香港・沙田のハトヤ

ハトヤといっても伊東ではありません。鳩料理の店です。香港人の友達がどうしても私を連れて行きたいと言うので半ば無理矢理に、大事な約束を断って行きました。鳩はきらいじゃないんだけど、「沙田って遠いよ〜」と文句をいいながら九龍鉄道に乗り、沙田で降り、線路づたいに少し歩いて、なんだかあやしげな山道を少し歩いたところに龍華酒店はありました。

はじめて香港に行った時と同じで、いやいや行ったわりにはそこへ行くまでのまわりの雰囲気がすっかり気に入ってしまい大はしゃぎ。レトロな床屋さんや駄菓子屋さんが並び、日本のひなびた温泉街って感じ。果たしてこんなとこで商売は成り立っていくのか？と心配しちゃうほど。「国際馳名」っていうくらいで鳩はすごくおいしかったです。で、いつもそうなんだけど食べ終わった後で「あ、写真撮っておけばよかった」って。でも入り口の高さ3、4メートルはある巨大なオリに入っていたのは白い鳩たち。私が食べたのはあの白い鳩？？
沙田では、以前にもほとんど露店みたいな店で鳩を食べたことがありますが鶏よりもクセがなくすごくおいしかった。そこでトイレに行くって言ったら一緒に行った人が「やめたほうがいいよ、怖いから」って。一体どんなトイレなの〜？鳩の幽霊でも出るのか？気にはなったけど怖いからやめました。ところで沙田の名物は鳩なのかな？

香港中環でお茶

セントラル（中環）を歩いていて「お茶したい！」と思った時は迷わず、「上海灘」が入ってるペダービルにある「China Tee Club」。お店に一歩入ったとたんノスタルジックな香港の雰囲気が広がって、高い天井から吊るされた鳥籠の中で本物の小鳥がさえずり、緑いっぱいの店内は外の喧噪を忘れさせてくれる清々しいオアシス。アフタヌーンティセットも2人でHK$180（約2700円）ならそこらへんのホテルよりかなりお得だし點心を何品か選べるチャイナティセットもある。
ここでおもしろいのがトイレ。香港のトイレ事情は少し変わっていて、防犯を考えてかお店ごとにトイレの鍵があり、その鍵を借りないとトイレに行けないというしくみの店が多い。だからお店の人に「トイレに行くから鍵かして」って言わなければいけないんだけど、ここの場合は小さな柄のついたカゴに鍵とハンドソープが入っていてそのカゴごとトイレに持っていく。そのカゴを持っている姿がなんだかカワイイ。
2件目は、レーンクロフォードの5階にある「Cafe Vogue」は明るいテラスのある今風のカフェ。ランチメニューも豊富で、いかにも「香港マダム」な奥様たちがお食事を楽しみながらおしゃべりをしていて、羨ましいかぎり。

■■店内はこんなにおしゃれ！
ここも実はトイレに行きたくてレーンクロフォードに入って見つけたお店。香港では日本のようにどこの店でもトイレがあるということはまずないので、こんなに何回も行ってると行く先々でどこにどんなトイレがあるかがかなりわかってきた。
3件目の「満記甜品」は香港スイーツのお店。ここのマンゴーパンケーキを初めて食べたときは「なんだこりゃ〜」と思うほど美味しかった！薄く焼いたクレープ生地で生クリームとフレッシュマンゴーを包んだもので、クレープといい生クリームといい決して西洋風のバターたっぷりっていう感じではなくとてもあっさりしていて軽く2個はペロリ！これにホントは苦めのコーヒーといきたいところだけど、ここにはコーヒーがないので、なぜか挑戦的な組み合わせで西瓜汁（と書いてスイカジュース）で。でも、このプレープはなんでこんなに黄色いのか？？

■■あまりにおいしくて1個食べちゃった！

香港のイタリアン

香港のパスタってどこで食べても茹で過ぎ？って思いませんか？上環にある「 FAT ANGELO'S」は大好きなイタリアンの店なんだけど、ここもしかり。なので、おすすめはGrandma's secret recipeのラザニアとローズマリーでローストしたチキン（伊式燒大雞）です。どれもやたら大盛りな上、すごーくおいしいフカフカのパンが食べ放題なので大勢でいってシェアするのがベスト。お店の人も感じがよくて、あんまりいっぱい注文しすぎると「食べきれないよ〜」って止めてくれるほど。お子様メニューもあって、隣で食べてた男の子は塗り絵セットをもらってました。香港のお昼休みの1時からをはずせばかなりゆっくりできます。あの辺りは坂道が多いから、歩き疲れてお店に入って、飲める人はビールなんか飲んだら気持ちいいだろうなと思うけど、飲めない私は凍檸茶（アイスレモンティー）で。このアイスレモンティーがもともとデカイグラスに入ってるのに、残り少なくなったら上からジャーっと継ぎ足してくれたりします。この前、バスに乗っていたら銅鑼湾に同じ名前の店を見つけたのでチェーン店みたいです。でも雰囲気が一番いいのは、映画でも有名になった上環のエスカレーターを上がっていって2本目くらいの道、伊利近街のお店。エスカレーターを登りながら右を見てるとすぐわかります。

■■これ、なに〜？って感じのラザニアは広東語で「千層粉」って言い得てる！

■■ローズマリーの風味とコゲがおいしいチキン