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カンフーハッスル! [香港・我鍾意…]

今日、なにげなく寄ったローソンでこんなの見つけてびっくり!

いつから売ってるのか知らないけど、純正(?)日清のカップヌードルです。
「香港風海鮮味噌拉麺XO醤風味」って一体どんな味??
星仔(周星馳)がぶっ飛んでる写真入りで「ありえねー!」おいしさだって…。
最近、韓流におされ気味の香港俳優陣、こんなとこでも細々がんばってほしいです!



動機は不純… [香港・我鍾意…]

私が広東語を勉強し始めた動機はかなり不純。まだ何回目かに香港に行ったときのこと、夜、ホテルの部屋でテレビをつけるとキラキラの真っ赤な衣装をきた人がウルトラマンといっしょに、抱えきれないほど大きな花束を持って歌い踊っている。あれ〜?なんか今まで見たことのない男前!「この人一体誰よ〜!」
次の日に道ばたのマガジンスタンドでその人が表紙になっている写真集を買い、やっとその人がANDY LAUって人だとわかった。帰国して、写真集をずーっとながめては「男前だな〜」と思っていた時、上海に行った友達がおみやげにとANDYのカセットテープ(古っ、カセットよ、カセット!)を買って来てくれた。聴いてみるとラブソングなのに「チョンチョン・チャンチャン」言っていて、なかなか笑える。今まで洋楽にしか興味のなかった私は「ヘンなの〜広東語って、その上なんか演歌っぽいし…」なんて思ってるうちにメロディの心地よさと全然意味がわからないはずの広東語の響きがどんどん心にしみこんでくるようになり…。そうなると歌の内容がどうしても知りたいと思いだして始めたのが私の広東語学習のきっかけ。
のめり込みだしたらとことんいっちゃうのがB型の悪い(いい?)ところで、それまで発売されていたCDを買いあさり、彼の出演している映画のビデオを買いまくり、そのころはまだ日本人も100人以下だったファンクラブにも入り、みごとツーショットもゲット!空港までお出迎えに行くほどの熱狂的なファンではないけれど、働き者で一生懸命な彼の姿を見ていると、大好きな「香港人」の代表のような気がする。地元香港では、日本人がイメージするかっこいいANDYではなく、親近感のある「華仔お兄ちゃん」って感じ。ただひとつ困ったことは、映画のANDYはやくざなチンピラ役が多かったせいで、必然的に私の広東語はガラの悪い命令口調なものになってしまった。最近、これはいけないとラブリーでかわいい広東語を目指してはいるものの、一度身についたものはそう簡単にはなおりそうもなく…。
それにしても今思えば、ウルトラマンと踊ってる人のどこがそんなにカッコよかったのか…???ま、40過ぎた今でもカッコいいですけどね。

■華仔(ANDY)人形の面々
左右はなんと公式ファンクラブで売られているわりには似てない。真ん中の子はマガジンスタンドで不透明な袋を外からさぐり、鼻のトガリ具合から華仔と見極めてGET!どちらもすごい2頭身な上に趣味の悪い色使い…。

■iPod-miniはこんな感じ。中国語表記なのがうれしい。4GBのほとんどが劉徳華!?


香港に通いつめて10数年。なぜこんなにもはまってしまったか? [香港・我鍾意…]

私が初めて香港を訪れたのは、10数年前。入社したての会社の社内旅行でした。5人だけの小さなデザイン会社は少し遅れてバブルがやって来たようで、私が入社する前から「豪華・香港社内旅行」が決まっていたのです。その頃の私はPARISと歌舞伎が大好きで「私って、なんてアカデミック!」なんて思っていたりして、香港なんかにゃ全く興味もなく、むしろ香港ってジトーっとしててなんかにおいそう!とまで思っていたのです。
そんなわけで、さんざん参加を拒んでいたのですが、最後には「お小遣いもつけるから!」なんて言葉にだまされ、渋々参加することに。
さて、社内旅行当日。あまりの「嫌さ」に、なんと生まれて初めてのジンマシンまで出る始末。重〜い気持ちのまま空港でジンマシン薬を買い、飛行機に乗ったのでした。「あ〜私のパスポートのフランスのハンコの横に香港のハンコが押されるのね〜」なんて思いつつ…。
香港までの飛行距離は大阪からだと約3時間半、降り立ったのは今はなき香港啓徳空港。屋根付きのタラップから降りた初めての香港。そこからが私の「クルクル体験」の始まり。
香港の空気を頬に感じたとたん、「ここは私の場所!」ってなぜだか思っちゃったんです。今思うとほんとに不思議なんだけど、一目惚れってこんな感じなのかな?今では前世は絶対香港人だったと思ってるくらい。
それからの2泊3日はひたすら香港の街を歩き回り、街の人と会話(身振り手振りで)し、頭のなかがクルクル回っている状態。夜、ホテルに戻ると「社内旅行なんだから晩ご飯には帰って来い」と言われる始末。帰国の日の午前中も時間を惜しんで街に飛び出した私に、またもや「帰る日くらいホテルにいたら?」と冷たい視線。
あんなに嫌がっていた私が一瞬のうちに何かを感じてしまった初めての香港は、それからの私の無謀ぶりを予感させるに十分なインパクトのあるものだったのです。


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